妙香の感想ダイアリー

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【半沢直樹2020年版】第4話感想。東京セントラル編決着!大和田とはまさかの最凶バディ?

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半沢直樹(2020年版)の第4話では、

東京中央銀行の役員会議で電脳の粉飾決算が明るみになり、

伊佐山と三笠が失脚することになりました。

 

銀行の危機を救ったことで、

半沢は出向前の営業第二部次長に返り咲きましたが、

頭取からはとんでもない仕事を任されることになったのです。

 

 

www.tbs.co.jp

 

www.youtube.com

 

人物相関図|TBSテレビ:日曜劇場「半沢直樹(2020年版)」

 

 

【あらすじ】半沢は仇敵の大和田と手を組む

 

半沢は電脳の財務部長・玉置(今井朋彦)と会う約束をしましたが、

何故か現れたのは電脳の社長と妻でした。

 

半沢が玉置について尋ねると、

2人は「急に辞表を出して辞めた」といいます。

 

玉置は自宅にも帰っておらず、

その行方はまったくわからなかったのですが、

半沢は森山(賀来賢人)を連れて、

静岡の富士宮市にある工場を訪問しました。

 

そこは電脳電設といって玉置の父親が経営する会社でした。

 

父親は半沢に対して「息子はいない」と言いましたが、

玉置本人は悪びれることなく出てきて、

今までの経緯を語りはじめました。

 

玉置は父親と一緒に次世代スイッチングを開発したんですが、

その特許は電脳が持っているといいます。

 

玉置の会社のもとの名は「ゼネラル電設」でしたが、

電脳の傘下に入った際に社名を変えられてしまったのです。

 

諸田(池田成志)を呼び出した半沢は、

電脳と「ゼネラル電設」の関係を調べてほしいと書いたメモを、

伊佐山(市川猿之助)に渡してくれと言いました。

 

電脳と「ゼネラル電設」の特許に関する資料を読んだ半沢は、

電脳の経営状況が悪化した場合、

特許を買い戻せるという条件があることに気づきました。

 

そこで半沢は玉置の特許に興味を持ちそうな投資家を探します。

 

さっそく浜畑電子が名乗りをあげましたが、

伊佐山の横槍で白紙になってしまいました。

 

そんななか、半沢は渡真利(及川光博)から、

伊佐山が大和田(香川照之)に呼び出されていたことを聞かされます。

 

渡真利は2人の会議室でのやり取りをひそかに聞いていたのでした。

 

大和田は常務を退任するはずだった男が、

退任を取り消したことや、

帝国航空の再建案に自分の名前がなかったことを、

伊佐山に問いただしていました。

 

しかも伊佐山は大和田を欺いて三笠副頭取(古田新太)についていたので、

大和田は子飼いの部下の裏切りに憤慨していたのです。

 

伊佐山は大和田が半沢に土下座をしたせいで、

自分が泥水を飲まされたと反論します。

 

そして今の地位を手に入れたのは大和田のバックアップではなく、

すべて自分の力だと言い切るのでした。

 

大和田と伊佐山が決裂したことを知った半沢は、

一か八かで大和田と手を組むことを思いつきます。

 

半沢は明日の役員会で決定する、

電脳への500億の追加融資を止めてほしいと大和田に頼みました。

 

しかし大和田は「謹んでお断りします」といい、

それでも半沢が食い下がると「死んでも嫌だね!」と怒り出しました。

 

半沢は大和田の乗る車を無理やり止めて、

自分と手を組むことの利点を話しますが、

大和田はスルーして行ってしまうのでした。

 

そして役員会当日・・・

 

伊佐山と三笠副頭取の思惑通りに事が運び、

電脳への500億の融資が決まろうとしていました。

 

すると、大和田が採決を遮ります。

 

大和田は電脳への500億の融資には問題があるといい、

その事情を知っている人間として、半沢を呼んだのでした。

 

大和田は半沢の誘いを一度は断ったものの、

伊佐山の裏切りが許せなかったので、半沢と手を組んでいたのです。

 

【感想】信念を持つ者は悪事に流されない

 

電脳は最初から怪しいと思っていましたが、

やっぱり粉飾をしていたんですね。

 

黒字のスパイラルを我が物にすれば、

自分たちの悪事を誤魔化すことができるので、

伊佐山たちとつるんで買収を企んだんですよ。

 

そもそも電脳の赤字の原因ってなんだったんですかね。

 

平山社長の経営手腕も良くなかったんでしょうが、

三笠副頭取の言いなりになって、

彼にいろんな資金援助をしていたので、

そのせいなのかと思いました。

 

そう考えると、電脳も被害者ではあるんですが、

何はともあれ、伊佐山と三笠副頭取を「成敗」できて良かったです。

 

半沢も言ってましたが、自分のためだけに仕事をする輩は、

私利私欲に走ってカッコ悪いですよね。

 

これにて東京セントラル編は一件落着となりましたが、

半沢が部下の森山に言ったセリフの中に、

すごく感動したものがありました。

 

戦う時、敵がいつも正面にいるとは限らない。

気が付いたら、戦いが始まってる時だってある。

だがな、一番厄介なのは敵が自分自身の時だ。

 

自分自身が敵になってしまうというのは、

自分の心に嘘をついている時だと思うんですよね。

 

そうなると、自分がやるべきこともわからなくなりますし、

身近な人に対しても不遜な態度を取ったりしてしまいます。

 

半沢は「信念さえあれば大丈夫だ」と言いましたが、

「何があってもこれだけは絶対に信じる」という、

心の羅針盤のようなものを持てば、自分に負けることはないと思いました。

 

伊佐山や三笠には、そういったものがなかったので、

私利私欲の泥沼にはまってしまったんでしょうね。

 

帝国航空のモデルはあの大企業

 

半沢直樹】は昔懐かしの時代劇に似てるとよく言われますが、

時代劇ではよく「幕府の重鎮」が敵になることがありました。

 

半沢は東京セントラル証券での活躍を買われて、

帝国航空の再建というビッグプロジェクトを任されましたが、

それには政府(国土交通省)が絡んでいたんです。

 

ちなみに帝国航空はあのJALがモデルになっています。

 

2009年に政権交代民主党による政府が誕生したんですが、

当時、国土交通大臣だった前原誠司さんは、

JAL経営再建のための有識者会議を廃止して、

「JAL再生タスクフォース」を立ち上げたんですよ。

 

半沢直樹】では男性ではなく女性に置き換えられましたが、

女性の登場人物が圧倒的に少ないので、そうなったのかも知れません。

 

いままでの【半沢直樹】は銀行の悪い上司を叩きのめす話でしたが、

国家権力と戦うとは本当にスゴイですね。

 

こういうテイストの話はいちばん好きなので、

今後の展開を考えるとワクワクしてきます。