【24JAPAN】の第5話は大きく物語が動き、
誘拐事件に関わる人物が殺されるという衝撃的な展開でした。
予想外の展開にビックリしましたが、
誘拐犯もテロリストにとっては、
駒のひとつに過ぎなかったんですね。
【あらすじ】容疑者を逃走させる現馬
ホームレスの男から女の子が車にはねられたと聞かされます。
急いで病院に向かうと、
手術室へ運ばれる寿々(柳美稀)がいました。
寿々の容態といまだ行方がわからない美有(桜田ひより)が気がかりで、
六花は取り乱してしまいます。
そんな妻から電話で事情を聞いた現馬(唐沢寿明)は、
別の線から美有の行方を調べると告げ、警察署の取調室へ向かいました。
取調室にいるのは、
現馬の前で警察官を撃った陳元永福(渋谷謙人)でした。
陳元は朝倉麗(仲間由紀恵)の暗殺計画に関わる可能性がある男で、
美有が誘拐されたことも知っていたのです。
事件の黒幕と美有の居場所を突き止めるため、
現馬は陳元を尋問しようとしました。
しかし、CTU第1支部長の鬼束元司(佐野史郎)がやってきて、
「勝手な行動は慎め」と言われてしまいます。
麗は子供たちのことで悩んでいました。
2年前に息子の夕太(今井悠貴)が、
妹の日奈(森マリア)に暴行を働いた少年を殺害したというニュースを、
山城まどか(櫻井淳子)に報道されそうだったからです。
現場はとんでもない行動に出て、
容疑者の陳元を脱走させてしまいます。
それは麗の暗殺計画と美有たちの誘拐事件に、
つながりがあると睨んだからでした。
その頃、美有は神林(高橋和也)のもとにいました。
剛(犬飼貴丈)は神林から報酬をもらえると期待しますが、
寿々のことで嘘をついてしまったため、あえなく消されてしまうのでした。
登場人物(相関図)はこちら
【感想】謎がますます深まって来た
開始当初は「あくまで日本版ととらえるしかない」と思っていましたが、
ここに来てぐんと面白くなってきました。
現馬が娘の手掛かりを得るために容疑者を脱走させたり、
「寿々を殺した」と嘘をついた剛が、
神林に撃たれてしまうとは思いませんでした。
研矢を殺さなかったのは、剛みたいに生意気ではなく、
従順でおとなしい青年だったからなんでしょうか。
素直にいうことを聞く人間ほど、
悪人にとっては好都合な存在ですからね。
誘拐の実行犯の一人が消されたことで、
暗殺計画と完全につながっていることが証明されました。
現馬の読みは正しかったんですよ。
神林が美有を誘拐したのは、
彼女を人質にすることによって現馬の動きを封じ、
朝倉麗の暗殺計画をスムーズに行うためなんでしょう。
でも、ひとつ気になったことがありました。
神林が誰かと電話をしていて、計画の指示を仰いでいたんです。
私はてっきり神林が計画の首謀者だと思っていたので、
別の黒幕がいることにも驚きました。
来週も衝撃の新事実が出てきそうですね。